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マイ・エレメントは爆死で大コケ?大ヒット、リピーター続出の理由とは

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2023年8月4日より、ディズニー&ピクサーの最新作『マイ・エレメント』が公開され,

8月18日現在では、興行収入10億円を突破し大ヒットとなっています。

しかし、『マイ・エレメント』は公開前、大コケするのではないかと言われていました。

では、なぜ大コケ』や爆死』などといわれていたのか解説します!

ディズニー&ピクサー『マイ・エレメント』

©2023 Disney/Pixar

4つの“エレメント”【火・水・土・風】たちが暮らすエレメント・シティで、アツくなりやすくて家族想いな火の女の子「エンバー」と火と正反対の涙もろくてやさしい、自由な心をもつ水の青年「ウェイド」が出会います。

この世界では、違うエレメントとは関われないというのが常識でした。

決して混ざりあうことのできない

見た目も性質も違うエレメントたちが起こす奇跡の“化学反応の物語です。

豪華声優

日本版の声優陣を紹介します。

エンバー(火のエレメント)/川口 春奈
アツくなりやすくて家族想いな火の女の子

ウェイド(水のエレメント)/玉森 裕太
火と正反対の涙もろくてやさしい、自由な心をもつ水の青年

ゲイル(風のエレメント)/MEGUMI
どんな困難も吹き飛ばすウェイドの上司

ファーン(土のエレメント)/サンドウィッチマン 伊達 みきお
地に足の着いた物静かな市役所職員

大コケと言われる理由は、アメリカで低調スタートだったから

マイ・エレメント』は、アメリカでは、2023年6月16日に公開され、週末3日の興行収入は約2,960万ドル。前作の『バズ・ライトイヤー』のオープニング成績と比べて、興行収入が約半分の低調なスタートだったようです。

それゆえに、日本でも、大コケするのではないかと、噂が立ったようです。

しかし、アメリカでも日本でも、公開した週の翌週(2週目)は、前の週を上回り、日本での、公開から10日間の動員は80万5690人、興行収入は10億円を突破しました

2022年度公開のバズ・ライトイヤーの日本での最終興行収入が12.2億円ですので、それに迫る勢いです。ちなみにバス・ライトイヤーの10日間の興行収入は7.1億円(動員数50万人)。

興行収入を伸ばした口コミの効果

引用元ムービーコア

2週目に興行収入が伸びた理由は、口コミで『マイ・エレメント』評判がすこぶるよかったことにあります。

わたしも観ましたが、感動して泣いてしまいました。

自分と違うものを受け入れる」、今の現代に必要なものがつまっている映画です。

ウェイド役のキスマイ玉森裕太さんの演技がうまい!

口コミの中にはキスマイの玉森さんの演技を称賛する声もたくさん見られました。

わたしも、玉森さんが声優として出演することは知っていたのですが、映画を観ているうちに

ウェイドが、あのアイドルの玉森さんということを忘れるくらい見入ってしまいました。

涙もろくて優しいウェイドの役が、玉森さんの優しい声にぴったりでした。

ほかにも

「マイ・エレメント観てきたけど、玉森くんの声優うますぎて心の中で拍手してた。
なんなら上手いという次元超えてた。

ウェイド役の声優さんめっちゃいいな!と思ってエンドロールみたらキスマイの人なのね。すごく良かった。」

と、玉森裕太さんの演技を絶賛する声で溢れていました。

エンバー役の川口春奈さんの演技ももちろん上手で、さすが女優さんだと思いました。

2回目は3Dで観よう

映像がとても綺麗だったので、2回目は3Dで観ようという方もたくさんいました。

これがリピーター続出の1つの理由です。

そして、想像以上に面白かったから、もう1度観ようという声もたくさんありました。

ピーター・ソーン監督が伝えたかったこと

監督自身の実体験に基づいたストーリー

ピーター・ソーン監督は、韓国からアメリカへの移民である両親から育てられました。

この作品は、その監督の実体験が多く活かされています。

監督は、生まれ育った場所で暮らしながらも、他人から見ると、よそから来た人に見えるということを理解していくのが、エンバーの物語の重要なポイントであり、実体験に基づいていますと語っています。

主人公のエンバーも、火の街からエレメント・シティに移り住んだ移民。

そこで、エンバーの父親は夢であった雑貨屋を経営します。

ピーター・ソーン監督の父親も同じく雑貨店を経営していたそうです。

「自分と兄弟を育てるために、本当にいろんなものを犠牲にしてくれた両親への感謝を示した映画でもあるんです。自分も親になって両親がどれだけのことをしてくれたのかがよくわかったんですよ。それが映画の核となっています。」

引用元ヤフー・ニュース/「『マイ・エレメント』は両親への感謝を示した映画」監督が明かした、亡き家族と作品に込めた想い

「愛と共感が少しづつ、誤解や衝突を癒やし、私の家族はひとつになりました。

そんな“愛の力”を描きたかったんです。」

引用元ヤフー・ニュース/「“愛の力”を描きたかった」ピーター・ソーン監督の実体験から描かれた『マイ・エレメント』

製作決定から完成までに約8年かかり、

その製作の途中で両親が亡くなってしまいました。

監督はとても落ち込んだそうですが、みんなと働いていくなかで、希望を取り戻し、ストーリーを作っていったそうです。

映画の最後に、ご両親への感謝をつづるメッセージが流れます。

この背景を知った上で、映画を観るとより深みがでると思います。

私は何も知らずに観たので、あとで調べて、ご両親が亡くなっていたことを知りました。

この、映画には、

ピーター・ソーン監督のご両親への感謝の思い

愛の力

ひとりでは気づけない新たな自分の可能性

が込められています。

監督からのメッセージ

最後に、ディズニーの公式HPに、ピーター・ソーン監督からのメッセージが記されています。

監督から、あなたへー

日々充実していて、今の生活に不満もなにもない・・・

でも、ずっと同じ環境にいると、

ふとこのままでいいのかな?

と主人公エンバーのように感じることがあります。

そんな時、ウェイドのような自分とまったく異なる人との出会いを通じて、

今までしらなかった新たな世界が広がり、

ワクワクすることはありませんか。

その出会いは、自分には想像以上にたくさんの可能性があるんだと勇気づけてくれる。

これは、誰の人生にもある宝物のような出会いを描いた

ひとりでは気づけなかった

自分の可能性(マイ・エレメント)を見つける物語です。

「マイ・エレメント」監督 ピーター・ソーン

引用元ディズニー公式